上の写真から10日後。
根はSUGOI-neを求めて伸びる。
空気根は・・・ラン菌を探して伸びた根。
熱帯雨林の湿潤な環境が空中でも
根が生きられるようになっているが、
ランは本当はラン菌と共生したいのである。
バンダも同じ。
水と肥料で作れる?
そんなことをランは望んではいない!!
上の写真から10日後。
こちょうらんの根はSUGOI-neを求めて伸びてゆく。
逃げ出さない!!
ラン菌との共生関係をはかるためである。
上の写真
この菌が宇井清太が世界で初めて
発見したラン菌(材木腐朽菌)。
この菌が、全てのランに適合し、
素晴らしい生育をもたらす。
このラン菌が繁殖した鉢には ナンプ病が
かからなくなる!!
善玉菌が悪玉菌を追い出す。
ランの自生地ではこのような微生物環境に
なっている。
このラン菌がSUGOI-neを徐々に
分解し養分をランに供給する。
最少の肥料で栽培出来る。
自生地では誰も肥料はやらない。
肥料浸けのコチョウラン栽培は、
根本からおかしくなっている。
著作権所有者 宇井清太
転用、引用、コピーなど
著作権に関わる行為を禁じます。
2006年9月21日 木曜日 11:35:15
水ゴケ植えの株をSUGOI-neで植える
1 SUGOI-ne1号を準備。
2 水ゴケをきれいに取り除く。
3 プラ鉢、ポリ鉢を準備。
植える方法
1 SUGOI-ne号を前記したように水に浸けて膨張させる
2 鉢に株を入れ、根を広げる。
3 膨張したSUGOI-neと乾燥したSUGOI-neを1:1の割合で混合したものを、
鉢の高さの1/2ほど入れる。
注意
この時大切なことは、空気根を1,2本外に出しておくこと。
4 潅水する。
5 膨張して株が固定される。
先ほど外に出しておいた根は、SUGOI-neの表面に出て埋まらない!!
なぜこのようにするかというと。
水ゴケで植えられた株は、水ゴケ対応の根、葉になっている!!
それを急にSUGOI-neで植えると、養分環境、水環境が急激に変わる。
この急激な変化を避けるためである!!
全部の根を埋めるとどうなるか?
SUGOI-neの豊かな養分のため、痛んで光合成できない葉は落葉する。
根も不必要なものは枯れる。
「リストラ」を行なう!!
詳しいことはここにクリック
リストラ行なった後、SUGOI-neに対応した根、葉が元気良く伸びる。
大株の場合。
元気な株
SUGOI-ne2号で植え、上記のような潅水を行なう。
弱った株
SUGOI-ne1号で植え、上記のような潅水を行なう。
水ゴケの問題点
結局最後は・・・・水ゴケにコチョウランは自生していない。
ここに突き当たる。
唯の保水、毛細管現象がある自然の素材でしかない。
ラン菌がいないから、肥料となる。
体調を崩す。
耐暑性が弱まる。病気にかかる。
水ゴケほど欠点の多いコンポストはない。
にもかかわらず、ラン栽培の標準コンポストでありつづけてきた。
他のコンポストは・・・もっと悪かった!!
だからミックス。
安定したラン栽培が出来ない。
プロも、アマも・・・同じ悩み。
ランは作れば作るほど・・・何がなんだかわからなくなる!!
その原因はコンポストにある。
SUGOI-neはこの深い迷路のような問題を一気に解決した。
後は、使い方になれることである。
正しい使用法。
それが一番大事なことである。
考察
SUGOI-neのラン栽培の中で、最も簡単なのがコチョウランである。
これまでの多くの人の試作は、
試作する場合の本能として、生育の健全な株は使わない。
コチョウランの場合、贈答に使われた、部屋に放置された株で試作されることが殆どである。
このような場合、バルブの持たないコチョウランは致命的なダメージを受けている。
ランでない!!
ホウレンソウ・・・・並みである。ホウレンソウに失礼か?
これをSUGOI-neで植えればどうなるか。
直ちに「リストラ」を行なう!!
2,3日で葉を落とす。
この状態を見たとき、SUGOI-neはとんでもないコンポスト!!
こう見られてしまう。
株が元気になると、こういう作業を行なう場合がある。
植物の反応は一元ではない。
退職金が入ったから・・・・離婚のチャンス・・・・と同じ。
熟年離婚のチャンス。
このように説明するとお解りになるだろうか?
面白い反応、気持ちの動きである。
奥が深いのだ!!
人生これから・・・・
水ゴケ時代の過去を捨てて、SUGOI-neを「とまり木」にするために、
根を伸ばす。
この動作は極めて速い。
当然である。
素敵なパートナーである「ラン菌」が・・・・待っている!!
そこでなら・・・・・。
もう一花咲かせることが出来るかも知れない。
子供を作れるかもしれない・・・・。
コチョウランの花も、人間のために咲いているのではない。
自分の子供を作るためだ。
SUGOI-neで植えると、子宮も、卵巣も正常、元気、若返る!!
素晴らしいく艶かしい花になる。
20歳位若くなる。
ラン菌との共生。
素敵なパートナーとめぐり合うと・・・・・・SUGOI-ne、スゴイネ・・・・
ということになる。
SUGOI-ne。 With your orchids, With
your life,
植える方法
1 SUGOI-neスーパードリーム70%膨張したものを、
底の方に1/2程度砕かないものをポロポロ入れる。
上の方に少し砕いたものを入れる。
2 箸などで穴をあけて苗を植える。
3 潅水する。
注意
膨張したもので植えると少し柔らかに植えることが出来、
空気が多く中に入るので、コチョウランの育苗には最適。
水ゴケ植の固さより少し固い状態。
植えた後の潅水
2、3日毎日潅水する。
その後乾燥。
乾燥したら潅水。
これを繰り返すこと!!
コチョウランの苗の場合は、5〜7日の潅水をしないこと!!
膨張させたSUGOI-neは多く水を含むから2、3日でよいのです。
殺菌剤を使わないこと。
宇井清太新発見の「ラン菌」が死ぬからです。
以上のような潅水をすると、コチョウランは、ラン菌を欲しくて、
SUGOI-neに向って根を伸ばし、入りこみます。
後は乾燥したら潅水を繰り返すだけ。
素晴らしい生育をします。
肥料の与え方。
コチョウランは高温栽培。
だから、ラン菌は急激に繁殖する。
このため、窒素飢餓が起こる。
このときの肥料は何がよいか?
前記した雨水が自生地の水。
この雨水には雷が合成した「尿素」が含んでいる。
だから「尿素」が一番。
ラン菌も、コチョウランも「尿素」が大好き!!
故郷に戻ったみたい!!
5000から8000倍の液肥にして与える。
この濃度なら、潅水の時毎回でよい。
程度
図のように水を入れて約2、3時間放置する。
SUGOI-neは水を吸収して約70%位膨張する。
この場合、水の量は多ければ100%膨張に近くなるが、多すぎるとドロドロになる!!
少なすぎると膨張は少なくなる。
大体2〜3cmの高さに入れるとよい。
SUGOI-neスーパードリームの膨張の仕方
・・・・・・・・・SUGOI-neスーパードリーム
・・・・・容器
・・・・・・・水をSUGOI-neより2,3cm高く入れる
SUGOI-neで植える方法
1 フラスコ出し苗を植える
イ SUGOI-ne スーパードリームを使い、膨張させた後使う。
ロ 軽く寒天を洗い落とす。
ハ 殺菌しない。
ニ 植え込む。
根はSUGOI-neに入り込む。
空中に根が伸びるのは・・・・
本当に空中が好きなのか?
本とに、空中の根に肥料と水をやれば良いのか?
「ラン菌」が本当に必要ないのか?
SUGOI-ne1号 植え。
コチョウランの根はSUGOI-neに向って
生きよいよく伸びる。
根は解かるのである。
SUGOI-neが快適な場所であることを。
新葉を伸ばすと、それに見合った
根を発生、伸長させる。
葉の面積の増大に対処するのは、
本とうに水と肥料でよいのか?
ラン菌が分解、供給するものは、
肥料成分のような単純なものではない。
ここに、現在のコチョウランの問題の
全てが隠されている。
株を維持できない!!
病気に直ぐかかる!!
コチョウランはSUGOI-ne大好き。
素晴らしい生育になる。
コチョウランは、バンダなどと共に太い根を空中に伸ばす。
これまで、この根の状態からコンポストを考えられてきた。
バンダの木枠栽培、コチョウランの杉皮栽培、全然コンポストを使わない栽培まで可能である。
この結果「ラン菌」削除で栽培されている。
コチョウランの水ゴケは・・・単なる「詰め物」。
水と肥料で作れる!!
本当に「ラン菌」削除でコチョウランは、バンダは喜んでいるのか?
コチョウランは一年草のように寿命が短くなった?
なぜか?
消毒しないと作れなくなった!!
株が永くもたないので切花栽培が出来なくなった!!
水と肥料で作る栽培の問題点、限界が出てきたのである。
「糖尿病」のラン・・・・。
SUGOI-neとコチョウラン
ラン菌との共生
コチョウランもラン。
自生地において種子の発芽は「ラン菌」との共生で行なわれる。
バンダも同じ。
空中で発芽するわけではない。
これが原理原則である。
SUGOI-neでのコチョウラン栽培を行う時、このことを最初に考えなければならない。
現在の栽培は実生もメリクロンもフラスコなどの培養器で「ラン菌」削除で行われているから、
苗と成品生産の分業で行なわれているから、
ランの「ラン菌」との共生を知っていながら、生産現場では「ラン菌」など誰も考えない。
「肥料」には関心があるが。
コチョウランの種子は樹皮の間隙、コケの間隙で、
紫外線が当たらない。
直射光線が当たらない。
風雨に晒されない。
適度の湿度がある。
ラン菌が生息している。
腐植がある。
以上の条件の場所でラン菌の力を借りて発芽する。
このような条件を備えた場所は、自生地においても非常に限られた「特異」な場所である。
このような場所は、別な見方をすれば、他の先住植物が捨てた・・・不良場所である。
新参者のランが生活できる場所は、そのようなところしか残されていないのである。
豊かな地上でなく、養分の乏しい空中の樹皮の間隙!!
この間隙でプロトコームが出来る。
やがて根を伸ばす。
この根は太く、濃いペクチンを具備している。
濃いペクチンという糊で樹皮に張り付く。
こうしないと・・・こぼれ落ちる。
同時に「ラン菌」は根に入り込み、コチョウランは、このラン菌をしたたかに利用する。
樹皮の間隙の養分は少ない。
ランの菌糸は、何mも、何10mも樹皮に張り、地中にまで伸びている。
菌糸は地中から栄養を運べる。
草木の根は、どんな巨木であっても根の張るエリアは限定される。
菌糸は養分があればどこまでも伸びてゆく。
制限なく伸びてゆく・・・・・
ランは、菌糸のこの性質を利用し、己の根の身代わりに利用して生きている。
コチョウランの太い根は伊達にあるのではない。
樹皮に張り付く。
ラン菌のマンションにする。
雨露の水を貯蔵する。(雨露にはわずかな尿素などが含んでいる。) 詳しくはここにクリック
少しではあるが光合成も行なう。
プロトコームから出た根は、短くとも上記の仕事を始める。
葉を伸ばす。
より多くの光合成を行なうためである。
根を更に伸ばす。
蒸散で失う水分が多くなるので、ダム、貯蔵庫を大きくしなければならい。
一般の植物のように土壌から水を得るわけに行かない。
葉の数を殖やす。
根の数、長さを増す。
葉が多く、大きくなれば重量も増す。
そのままでは「落下」する。
根を増大させ、糊で樹皮に張り付いて落下を防がなければならない。
空中に根を伸ばして、支えになる他の樹皮を探さなければならない!!
同時にスコールの水を根で受け止め吸収しなければならない。
この根の姿を人間が見ると、コチョウランの根は「空気」を好むと・・・・見える。
コチョウランから見れば、好き好んで、こんな根を伸ばしているのではない。
泣く泣く・・・生きるために伸ばしている!!
バンダなどは、10年、20年も上に上に伸びる。
根元の根では、細長く伸びた茎を支えることは出来ない。
だから、茎の中途から気根を出して・・・・すがりつける・・・樹皮を探す。
「止まり木」を探す。
そう・・・・「とまり木」・・・・。
そこに「ラン菌」がいれば最高の「とまり木」である。
SUGOI-ne植えのコチョウラン
以上の自生地のコチョウランの姿を考えなら、SUGOI-ne植ではどうか。
SUGOI-neは飽くまでもランの自生地を再現したコンポストである。
SUGOI-neを考える場合、ラン菌を先ず考えなければならない。
それには、これまで使われてきたコチョウランのラン菌削除のコンポストと
対比して見る必要がある。
コチョウランは「水ゴケ」を好きか?
ノーである。
その証拠に根が逃げ出す!!
空気が好きだから鉢の外に出るのではない。
「ラン菌」を探し求めて・・・鉢の外に出るのである。
SUGOI-neはどうか?
下の写真で解かるように非常に好き!!
SUGOI-neに向って伸びてゆく。
根というのは良好なところ、養分のあるところに伸びてゆく。
根の先端は「触覚」である。
感知出来るようになっている。
苗、株を鉢に水ゴケで植える。
これは作業は、ランの根が好んで伸びたのではない。
人間が勝手に根を「包んで」で詰め込んだに過ぎない。
固さも、密着性も・・・全然・・・・ランが望むのとは大きな隔たりがある。
あげくに「ラン菌」はいない。
パートーナーがいないのである。
根が必死になってパートナーを探し求めて根を伸ばす。
この姿を見て、人間は「活着」して・・・・
根を伸ばし始めたという!!
SUGOI-ne
コチョウランの植え方
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